電動ミシンと電子ミシンの違い

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電動ミシンと電子ミシンの違い

電動ミシンと電子ミシンは、ともに電動モーターで動くミシンなんですが性能と使い勝手はかなり違っていますから、購入の際には注意してください。

 

「電動ミシン」と「電子ミシン」とは単に呼び方が違うだけとは思わないでください。

 

電子ミシン

針上停止装置:ミシンを止めた時の針位置は、上停止で一定(下停止の場合もあり)。
スロースタート:縫い始めに動く2〜3針は、どの設定スピードでもゆっくり動きだす。
電子速度制御:スピード調節は無段階で、低速でも縫う力(貫布力)が落ちない。

電動ミシン

針上停止装置:ミシンを止めた時の針位置は、一定していません。モーターが止まったところで針も停止します。
スロースタート:縫い始めの動ききの速さは、フットコントロールの踏込量しだい。
(手元スイッチ式の場合は設定したスピードしだい)
電子速度制御:スピード調節は一応無段階ですが、縫い始めや厚地を縫う場合などでは勢いをつけるために速度を上げなければなりません。そのためゆっくりと縫い始めたり、厚手の生地をゆっくりザクザク縫うことができない場合が多くなります。
(ゆっくりでは貫布力が弱いといえます。)


ただしこれらの違いで電動ミシンの使い勝手が悪いかというと、案外そうでもなくて、使う方がミシンの動きに慣れてしまうと「電動ミシン」と「電子ミシン」でも同じように縫えるようです。

 

むしろミシン本体の動きでカタカタしない頑丈さや、ねらった部分を縫えなかったりする方が気になることが多いようです。

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